Sep 29, 2009

CO2削減 中国さま、毎年数千億円あげる

90年比25%のCO2削減なんて、とうてい無理だってことは、発言した鳩山首相自身が判っているよね。

日本は70年代のオイルショック以降、すでに省エネが進んでいて、産業界は乾いた雑巾を絞るような省エネ努力をしている。だから、25%削減なんて実現できない。10%がせいぜいかな。

じゃあ、残りの15%をどうするかというと、中国さまから排出権を買うんだ。その額は年間数千億円はかかると見込まれる。

だから、この国際公約の真意は、判りやすくいうと、中国に毎年数千億円無償でお金をあげたり、環境技術を移転する、ってこと。

今までのODA援助だと、中国さまのメンツを傷つける心配があったけど、排出権取引だったら、そんなことなくて、中国さまは堂々と遠慮なく受け取れるよね。

普通、他の国に、毎年数千億円あげる、なんていったら、国民は許さないけど、判りにくいから、大丈夫だね。

TVメディアは好意的に取り上げてるみたい。他の国、とくにEUの国々が感銘を受けているって。

あたりまえだよね。排出権取引でたくさん買ってあげるって、表明したんだから。
地球環境のために、日本国民を犠牲にするって、宣言したんだから。

麻生さんの時は、05年基準で削減、って言ってた。当たり前。EUはエネルギー効率が最悪だった旧東欧分があるから、90年基準だとすごくゆるゆるなんだ。でも、05年基準だと、ヨーロッパも相当な努力が必要になる。

ヨーロッパの外交ってしたたかだから、口では削減、とか言っても、本当は、他の国、に負担を押し付けたいんだよね。

でも、鳩山首相は、日本のようなちっぽけなことなんて、考えちゃいない。ちきゅうのことを考えてくれているんだね!すごいな、友愛って。

確かに、(日本は)損して(ちきゅう)得とれ、という意味では間違っていないね。
でも、日本は持ちこたえられるかな。経済破綻しないかな。

あ、でも、経済が破綻すれば、CO2削減なんて、簡単に達成できる!
そうか、どちらにせよ、約束は守られるんだね。

とにかく、ありがとう!鳩山さん!


でも、私は日本から逃げたいな。

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Sep 10, 2006

目黒川、ラ・ルーナロッサ

 午後から、中目黒の美容室を予約したので、昼食もその方面で食べることにし、目黒川沿いのイタリアン、ラ・ルーナロッサを予約した。
 美容室は中目黒駅から目黒川の上流なのだが、ラ・ルーナロッサは下流。あまり歩かない場所なのだが、駒沢通りを渡ったところで、異変に気が付いた。臭い。川がとても臭うのだ。下水臭くて、田舎のどぶ川のようだった。川面を覗くと、水が白く濁り、明らかに、上流とは違う。中目黒駅のちょっと下流で暗渠だった蛇崩川が合流しているのでそちらの影響かもしれないが、非常に気になった。

 ラ・ルーナロッサでは、前菜、パスタ、デザートの2,730円のコースにし、それぞれ、鮮魚のカルパッチョと地鶏とニンニクの芽とパルミジャーノバルサミコのスパゲッティーニ、を選択した。スパゲッティーニは地鶏のボリュームと、ソース味付けのバランスが良く、ニンニクの芽ってどうかなという不安が全く杞憂の美味しさだった。値ごろ感は無いが、パンもなかなか旨くて良かった。


 帰宅してから、目黒川の臭いが気になっていたので、調べてみた。目黒川は、下水道局落合水再生センターの高度処理水を導入している。どうりで、上流は綺麗だ。はっきりとは判らないが、臭いがしたのは、やはり蛇崩川の影響か。蛇崩川は馬事公苑付近が源流。先月Asian soulへ行ったときに歩いた三軒茶屋の暗渠も蛇崩川。三茶あたりは、古くて小汚い住宅が多いので、未だに単独浄化槽だけで、生活廃水を川に垂れ流している住居があるのでは無いだろうか。

 世田谷区の下水道普及率は平成7年に100%になったのだが、この普及率とは下水道に接続できることを意味するだけで、実際には接続していない世帯もかなりある。法律的には、下水道が家の前の公道まで引かれたら、3年以内に接続しなければいけないのだが、罰則がないため、接続工事費用を惜しんで繋がない世帯もある。また、公道まできていても、世田谷の住宅密集地のような、私道の奥に住居がある場合には、借地権の場合は地主の同意も必要になるだろうし、様々な障害があったりするのが実情なのだろう。
 世田谷区のホームページにある世田谷区一般廃棄物処理計画の37ページでは、平成15年度の浄化槽設置数が1072基とあり、くみ取り戸数が362戸とある。くみ取り便所の住宅が、生活廃水を浄化槽処理しているとはあまり思えないので、そのまま川に垂れ流しているのかもしれない。
 ちなみに、世田谷区のサイトには、東京23区の浄化槽清掃業者一覧約50社が掲載されている。浄化槽は年に2回程度の清掃が必要で、この業務は自治体ごとの許可制になっているので、23区に住んでいる場合には、必ずこれらの業者に依頼することになる。業界の圧力により、行政は新規許可を認めないことにしているので、この業者リストが増えることは無い。行政も加担したカルテルではないか、とも思えるが、これは、行政の裁量ということが、判例でも認められている。
 浄化槽清掃の業界団体のサイトでは、一関市の事例が紹介されていて興味深い。

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May 24, 2005

NEW環境展

 午前中は東京ビッグサイトで開催されている2005NEW環境展を見学。環境展とはいっても実際に出展しているのは、処理機、破砕機、減容器ばかり。廃棄物処理展、またはリサイクル機器展としたほうが実体を表すのではないか。確かに、リデュース(reduce)やリユース(reuse)に関して出展するのは難しそうだ。事業者の内部努力に依存する部分が大きく、外向けに商売になりそうとは思えない。逆にいえば、その部分に関しては、行政が仕組みを整備していく必要があるということだろう。

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May 19, 2005

レジ袋、東京都推奨炭カル入り袋

 今日は、新宿の小田急ハルクの地下で惣菜を買ってから帰宅。缶チューハイを開けて夕食。
 
 さて、うんざりした記事を一つ。読売新聞の無料レジ袋の禁止案、ゴミ減量で環境省検討の記事について。私は無料ごみ袋の禁止自体はどうでも良い。問題としてはたいしたことじゃない。しかし、ツッコミを一つ。記事では以下のような記述がある。

京都市の調査(2003年度)では、家庭から出るプラスチック系ごみの15%がレジ袋だった。

15%がレジ袋?アホか?。いや、記者がニュース性を高めるために意図的に抜いたんだろうな。「かさ」の15%ってことを。レジ袋は見た目に目立つので無駄使いの象徴として取り上げられることが多いが、真剣に資源節約を考えるなら、かさでは無く、重さ(質量)で見るべきである。素直な読者は、レジ袋を節約すれば、ごみになる石油資源の15%が節約できると思いこみそうで嫌だ。

 さて、ついでに本当に無駄なものについて。東京都推奨(現在は23区推奨)の炭カルごみ袋は本当に無駄である。詳細はレジ/ごみ袋情報局やごみ袋ニュースの記事「徹底検証炭酸カルシウム入りごみ袋」にまとめられている。要は、焼却炉を傷めないように、カロリーを抑える炭カルごみ袋を導入したのが東京都の言い分であったが、カロリーが抑えられるかどうかの検証は不十分だし、そもそも炉が高性能になった現在では必要が無いということだ。しかも、以前の黒色ごみ袋は雑プラのリサイクル先であったのに、それが使えなくなってリサイクルの行き先がなくなった、という指摘もある。
 私も一つ付け加えておく。現在の23区の清掃工場ではごみのカロリーが低くて困っている。カロリーが低いと、燃焼温度が下がり、ダイオキシンを減らすのに支障が出てしまう。さらに、熱供給を行っている地域では十分なエネルギーを供給することすら難しくなっている。炭カル入りごみ袋を使用することにはなんの合理性もない。

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Dec 13, 2004

杉並病とイラク戦争

 「杉並病」という言葉をご存知だろうか。杉並区にある不燃ごみの中継施設の近辺の住民が身体の不調を訴え、原因は中継施設から排出される化学物質であるとして、都に1億円の賠償請求をしている事件である。今日の東京新聞で取り上げていたのをひさしぶりに見て、うんざりしたので書く。

 中継施設ができたころに更年期障害を向かえた女性の妄想が全ての発端である、という仮定を置いてみる。その妄想に便乗して賠償金を手に入れたい人たちと、票になると判断した区議会議員、役所を批判することがジャーナリズムだと勘違いしている私立文系大卒の無知な新聞記者がそれに拍車をかけた。

 中継施設はなんのためにあるのか。それは、車の台数を減らすためだ。23区の行政回収の不燃ごみは全て湾岸地域にある不燃ごみ処理施設へ運ばれている。しかし、ごみを直接集める収集車両は小さくて効率が悪い。たとえば、杉並区や練馬区あたりだと、午前と午後1度ずつ処理施設と往復するのがやっとで、そんな作業だとコストもかかるし、排ガスも増える。
 中継施設では、その収集車のごみをコンテナ車に積み替える施設である。これにより、7、8台分のごみを1台にまとめることができる。作業効率も上がるし、車の台数も少なくて済む。ムダに公務員を雇わなくて済む。

 原告の方々は、ごみを積み替えるときに発生する化学物質が原因としているが、結局のところ、原因物質などは特定されていない。そりゃ、そうだ。妄想なんだから。新宿区などにもある他の中継施設ではそんな症状を訴える人はいない。中継所で働いている職員にもそんな症状は無い。原告の方々は、環八と新青梅街道の交差するこの地域において、自動車の排ガスではなくて中継施設が原因だなどと何故確信できるのか。ヒゲが生えてきた女性は更年期障害だと何故自覚できないのか。

 しかし、原因となる化学物質が存在しないことを証明するのは論理的に不可能である。話は飛ぶように聞こえるかもしれないが、ブッシュ大統領はイラクが大量破壊兵器を持っているとしてイラク侵攻を開始したが、無いことを証明するなんて不可能なんだから、アメリカが戦争をしたかった以上、避けようがない。杉並病も同じ。訴えたい人がいるかぎり解決はしない…と書きたいところだが、実は 杉並中継所は9年後に廃止されることになっている。山田区長という松下政経塾出身の政治屋が、1年前に、10年後に廃止すると宣言したからだ。

 中継所を廃止したらどうなるのか。ごみ量が現状のままだと、杉並、練馬、中野区のごみ収集車を増やし、職員を増やさなければならない。排ガスは増え、自動車公害は悪化する。しかし、山田区長は9年後には市民派区長の実績を掲げて国政に復帰している予定(でしょ)なので、そんな先のことに責任は持たないだろう。

 でも、ここでもう一つ「実は」の話なのだが、近いうちに廃プラスチックは燃やすことになる可能性が高い。廃プラスチックをそのまま埋め立てているのは札幌、23区、名古屋くらいなのだから。そのまま埋め立てると浸出水の汚水処理などで数十年の管理が必要になる。それよりは、燃やして熱エネルギーとして回収したほうが良い。すでに、環境のためには燃やすべし、という国の方針が今年示されている。プラスチックを燃やすと騒ぐ環境オタクがいるのが当面の問題であるが。
 そうなると、不燃ごみは金属や瀬戸物類となるので、量は少なく中継所はいらなくなるかもしれない。山田区長がそこまで考えていた訳ではないと思うけど。

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Nov 02, 2004

ダイオキシンは毒か

 現在の仕事上、ダイオキシンと関わることが多い。最初にもっていたイメージはダイオキシンは猛毒で、なんとしても減らさなければならない、というものだった。しかし、様々な情報を得て、考えていくうちに、別の認識を持つようになった。

Q 今までダイオキシンで死んだ人がいるのか
A 聞いたことが無い

Q ダイオキシンはベトナム戦争の枯葉剤に使われた催奇性のある毒なのか
A 枯葉剤にも微量含まれているが、奇形の原因とは断定されていない

Q 日本でダイオキシンが多いのは焼却炉のせいなのか
A 濃度のピークは70年代で、農薬由来と考えられる

Q 猛毒であるダイオキシンの致死量はサリンの10倍のレベル
A 別の言い方をすればフグ毒と同程度、もしくはポツリヌス菌の1/1000

 ダイオキシン報道で騒いでもうかったのは、部数or視聴率を伸ばしたマスコミと、ダイオキシン対策で予算を獲得した厚生労働省や大学、研究機関の学者、焼却炉を作っているプラントメーカーである。

 存在しないことを証明することは論理的に不可能であり、リスクの可能性を煽り立てて甘い汁を吸う人々は大勢いる。
 とりわけ、不安煽りネタの現在の受益者はBSE対策で全頭検査のために予算を獲得した厚生労働省や農林水産省、国内の食肉業界だろう。
 とりあえず目の前の問題として、新潟中部地震をきっかけに、新幹線にシートベルトをつけろだとか、耐震基準を見直せだとか煽って、余計な受益者を作らないことを希望する。

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Oct 19, 2004

中防

 朝食はスティックパン×2。昼食は鶏ごぼう飯定食450円。夕食は家でご飯、イシイのミートボール、偽みそ汁。
 今日は朝から中防処理施設見学。埋立処分場はいつ来ても不思議な空間。何故か楽しい。でも、雨に降られて寒かった。調整池の硫化水素の臭いが印象的。汚水処理の下水道放流で月額1億円かかっているという話に驚いた。ごみ処理経費は、収集や、焼却だけでなく、最終処分場の維持にも多額のお金が必要。そして、その費用は未来へむけてずっと支払い続けなければならない

2004101901

その他ごみ

2004101902

調整池

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