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Sep 30, 2009

母子加算復活に思う

今から10年ほどむかし、3年間ほど、生活保護のインテーク面接の仕事をした。
仕事を始めて、時間が経つにつれ、精神的につらいものとなっていった。

税金にたかる、モラルの無い人たちの生活保護申請を拒否できないこと。
一方で、本当に福祉が必要な人に手を差し伸べることができないこと。

必要な人が救われない、自称弱者の利権と化した制度。それが、生活保護の実態。
50年前、日本がまだ貧しかった時代に作られた法律の制度疲労。

母子加算は、必要ない加算の最たるもの。
福祉の現場にいる人たちはみんな知っている。そう思っている。
生活保護が、とくに母子加算が、母子家庭の自立を妨げていることを。

でも、マスコミは「生活保護=弱者」のレッテルをはって偏向報道を続ける。

自公政権がせっかく母子加算の廃止を進めてきたのに、
それを覆す民主党政権。

財源の問題じゃない、モラルの問題。
貧しくても自力で頑張っている人たちが虚しくなるようなことを助長してはいけない。

老齢加算が廃止され、母子加算が廃止されたとき、これから、日本の福祉は良くなるかもって希望が持てた。
また、生活保護の仕事をしてもいいかな、って思えた。
でも、今はそんな希望はない。
二度とやりたくない。

根本的な問題は、生活保護法に無差別平等原則があり、貧困になった原因を問わないで、一律に憲法に定める生存権を保障していること。原因や属性が違うものを、性善説を前提に現金給付を原則とするには無理がありすぎる。

生活保護法を廃止し、別の法律で対応するような、抜本的な変革の必要性を感じて止まない。

以下、母子加算の訴訟に関するyahooニュースのコメントで見かけたものの引用。
生活保護の現場にはこのような事例があふれている。
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bab*****さん
削除/違反報告 私もそう思う557点 私はそう思わない10点

子供が0歳時に、生活のためやむなく保険外交員になりました。
同期の母子家庭は、まったく仕事をしていませんでした。
朝礼だけ出て、そのあとは不倫相手とデートかパチスロ。

「なんで働かないの?」と聞いたら、「生活保護が減るから」と。
もともと役所が「働け」とうるさいから、働いているフリをするために外交員になった。
3ヶ月の給与保障期間が過ぎたら、「契約が取れないので、生活していけない」
と辞めて、100%生活保護生活に戻る計画だそうです。

あげくの果てに
「こんな仕事、よくやってられるね。恥ずかしくない?」
とまで言われ、悔しくて涙がでました。
好きでこんな仕事をしているわけじゃない!
生活のために、がんばっているのに・・・

彼女のような母子が、たくさんいます。
母子加算を復活したら、ますます働かなくなるだけなのに・・・

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