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Sep 30, 2009

母子加算復活に思う

今から10年ほどむかし、3年間ほど、生活保護のインテーク面接の仕事をした。
仕事を始めて、時間が経つにつれ、精神的につらいものとなっていった。

税金にたかる、モラルの無い人たちの生活保護申請を拒否できないこと。
一方で、本当に福祉が必要な人に手を差し伸べることができないこと。

必要な人が救われない、自称弱者の利権と化した制度。それが、生活保護の実態。
50年前、日本がまだ貧しかった時代に作られた法律の制度疲労。

母子加算は、必要ない加算の最たるもの。
福祉の現場にいる人たちはみんな知っている。そう思っている。
生活保護が、とくに母子加算が、母子家庭の自立を妨げていることを。

でも、マスコミは「生活保護=弱者」のレッテルをはって偏向報道を続ける。

自公政権がせっかく母子加算の廃止を進めてきたのに、
それを覆す民主党政権。

財源の問題じゃない、モラルの問題。
貧しくても自力で頑張っている人たちが虚しくなるようなことを助長してはいけない。

老齢加算が廃止され、母子加算が廃止されたとき、これから、日本の福祉は良くなるかもって希望が持てた。
また、生活保護の仕事をしてもいいかな、って思えた。
でも、今はそんな希望はない。
二度とやりたくない。

根本的な問題は、生活保護法に無差別平等原則があり、貧困になった原因を問わないで、一律に憲法に定める生存権を保障していること。原因や属性が違うものを、性善説を前提に現金給付を原則とするには無理がありすぎる。

生活保護法を廃止し、別の法律で対応するような、抜本的な変革の必要性を感じて止まない。

以下、母子加算の訴訟に関するyahooニュースのコメントで見かけたものの引用。
生活保護の現場にはこのような事例があふれている。
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bab*****さん
削除/違反報告 私もそう思う557点 私はそう思わない10点

子供が0歳時に、生活のためやむなく保険外交員になりました。
同期の母子家庭は、まったく仕事をしていませんでした。
朝礼だけ出て、そのあとは不倫相手とデートかパチスロ。

「なんで働かないの?」と聞いたら、「生活保護が減るから」と。
もともと役所が「働け」とうるさいから、働いているフリをするために外交員になった。
3ヶ月の給与保障期間が過ぎたら、「契約が取れないので、生活していけない」
と辞めて、100%生活保護生活に戻る計画だそうです。

あげくの果てに
「こんな仕事、よくやってられるね。恥ずかしくない?」
とまで言われ、悔しくて涙がでました。
好きでこんな仕事をしているわけじゃない!
生活のために、がんばっているのに・・・

彼女のような母子が、たくさんいます。
母子加算を復活したら、ますます働かなくなるだけなのに・・・

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Sep 29, 2009

CO2削減 中国さま、毎年数千億円あげる

90年比25%のCO2削減なんて、とうてい無理だってことは、発言した鳩山首相自身が判っているよね。

日本は70年代のオイルショック以降、すでに省エネが進んでいて、産業界は乾いた雑巾を絞るような省エネ努力をしている。だから、25%削減なんて実現できない。10%がせいぜいかな。

じゃあ、残りの15%をどうするかというと、中国さまから排出権を買うんだ。その額は年間数千億円はかかると見込まれる。

だから、この国際公約の真意は、判りやすくいうと、中国に毎年数千億円無償でお金をあげたり、環境技術を移転する、ってこと。

今までのODA援助だと、中国さまのメンツを傷つける心配があったけど、排出権取引だったら、そんなことなくて、中国さまは堂々と遠慮なく受け取れるよね。

普通、他の国に、毎年数千億円あげる、なんていったら、国民は許さないけど、判りにくいから、大丈夫だね。

TVメディアは好意的に取り上げてるみたい。他の国、とくにEUの国々が感銘を受けているって。

あたりまえだよね。排出権取引でたくさん買ってあげるって、表明したんだから。
地球環境のために、日本国民を犠牲にするって、宣言したんだから。

麻生さんの時は、05年基準で削減、って言ってた。当たり前。EUはエネルギー効率が最悪だった旧東欧分があるから、90年基準だとすごくゆるゆるなんだ。でも、05年基準だと、ヨーロッパも相当な努力が必要になる。

ヨーロッパの外交ってしたたかだから、口では削減、とか言っても、本当は、他の国、に負担を押し付けたいんだよね。

でも、鳩山首相は、日本のようなちっぽけなことなんて、考えちゃいない。ちきゅうのことを考えてくれているんだね!すごいな、友愛って。

確かに、(日本は)損して(ちきゅう)得とれ、という意味では間違っていないね。
でも、日本は持ちこたえられるかな。経済破綻しないかな。

あ、でも、経済が破綻すれば、CO2削減なんて、簡単に達成できる!
そうか、どちらにせよ、約束は守られるんだね。

とにかく、ありがとう!鳩山さん!


でも、私は日本から逃げたいな。

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Sep 07, 2009

【'09北京四日目】

最終日。予定では、故宮観光の後、景山公園へ行くはずであった。
しかし、昨晩の事件により、Kさんは、この国の権力者が作ったものなんか見なくていいです、と発言。私は、景山公園の山の上からの故宮の眺めは好きなのだが、故宮も昔行ったし、初めてのKさんがいいと言うなら、ということで予定変更。

まず、タクシーで5号線東四駅の近くにある宏状元でピータン粥の朝食。中華料理のファストフードみたいな店で、気軽に入れて清潔感がある。
それから、近くにある老舗小吃店、白魁老号飯庄へ行くが、何故か営業していないので諦めて、バスで一旦ホテルに戻る。

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皮蛋痩肉粥

10時の開店を見計らって、王府井書店へ行き、地下の売り場で、CDを数枚ゲット。全て台湾のポップス、ドラマ関連。ここでは、DSやPSPのゲームソフトが200タイトル程収録された怪しいパッケージも売っていて気になったが、止めておく。

部屋に戻って荷造りをして、チェックアウト。そのまま地下のノーブルコートへ行き、飲茶食べ放題。昨晩酷い思いをしたので、最後は旨いものを食って、気を取り直そう、という趣旨。2人で600元以上して、この旅行の食事で一番高くついた。さすがに、料理はおいしい。ぷりぷりの蝦しゅうまい、さすがです。デザートの鳳梨酥のサクサクの生地も驚きだった。

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ぷりぷりの蝦焼売

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一人一個限定の蟹

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さくさく鳳梨酥

食後は、ホテルの玄関からタクシーで空港まで移動。あっさり30分で到着。90元。やはり地下鉄より便利で2人以上ならリーズナブル。

帰りの飛行機では、体調悪く、毛布にくるまり、成田からはスカイライナーで帰宅。
翌日、病院でインフルエンザ感染が判明し、今回の旅も無事に終了。

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東方新天地

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グランドハイアット北京

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お土産に買ったプーアール茶。Kさんと半分こ。

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Sep 06, 2009

【'09北京三日目】その2

当初の予定では、三日目の午後は、故宮に行く予定だったが、雨が降っていて、とても寒いので、明日の午前中に変更し、買い物をすることにした。買うものは、長袖の服。おみやげのお茶、C-POPのCD。

まず、王府井の呉裕泰茶荘の2階で、のんびりお茶でも。と、出かけてみたが、2階はやっていない、と言われる。今午後2時半なのになんでやー。しかたなく、1階でお茶を見た後、店を出て、北側にある天福茗茶へ行く。ここは、台湾の天仁茗茶の系列で、安心して買える店。店員にぴったりマークされるが、試飲に一時間くらいつきあってくれたりするので、割と好き。

天福茗茶では、龍井茶、鉄観音、普洱茶を試飲。しかし、のんびり選んでいると、急に周りが慌しくなり、閉店の準備をしている。3時で閉まる、という。???。なんで?。店員の顔にも焦りの色が表れてきたので、急いで会計を済ませたが、すでに正面玄関は閉まっており、裏口から送り出された。

王府井大街で出てみると、全ての店がしまっていた。うーむ。人民解放軍のパレードのリハーサルって、道路が閉鎖になるだけじゃなくて、店も閉まるのか。恐ろしや。
一旦ホテルに戻ることにし、東方新天地に入るが、モールの中の店も全て閉店。明かりが消えていた。なんで、モールまで。訳がわからない。

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午後3時なのに、ショッピングモールは全部閉店。

部屋にお茶を置いてから、作戦会議。とりあえず、ホテル周辺の店は全部閉まってしまった。ここまでされると、地下鉄も止まるかも。ホテルに篭ってもしょうがないので、故宮をはさんで反対側の繁華街である西単へ行くことにする。地下鉄の情報も得たいので、1号線の王府井駅へ。

ホームの柱の張り紙を読むと、どうやら、1号線は17時30から、東は大望路、西は天安門西まで8駅不通。2号線は和平門、前門が閉鎖。5号線は東単が閉鎖らしい。リハーサルでここまでやるとは、さすが中華人民共和国。

さて、帰りはどうにかして、5号線で東単の一駅北側の灯市口まで行けば、15分くらい歩いてホテルに戻れそう。問題は西単の店が営業しているかどうか。とりあえず、地下鉄で移動して、直結している地下ショッピングもモールへ。普通に営業していて一安心。まずはジョルダーノのショップで長袖シャツを購入した。

北京君太百貨デパートへ移動し、地下1階で三元梅園の支店を見つけたので、奶酪をイートイン。甘酒のような香りが特徴のヨーグルトみたいなスイーツ。
また、北京同仁堂の支店では、はちみつが100ml×5個セットが18元と格安だったので、購入した。

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三元梅園の奶酪

その後、西単百貨商場という庶民っぽいデパートに移動し、CD売り場を探すが、見つからない。ファッションのフロアで、ナイキに毛が生えたようなLi-Ning(李寧:中国では有名ブランド)を見つけたが、その横に、さらにパクリのような店を発見したので、一緒に撮影。パクリのパクリでさらに劣化が激しそう。

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奥が李寧で手前がパクリのパクリ

歩きつかれて程よくお腹もすいたので、西単の西側、置地星座の俏江南西单店で四川料理の夕食。この系列は、店が清潔でサービスも良いので、来る機会が多い。風邪気味なので、ネギのたっぷり入った豚肉の料理と、インゲンの冷菜、麻婆豆腐、炒飯、ビールを注文。でも、豚肉と思ったものは豚モツで、苦手なのであまり食べられなかった。
ここでは銀聨カードで会計してみたが、座席まで暗証番号入力の無線端末を持ってきてくれた。ナルホド。

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旨そうだけど失敗した豚モツ

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炒飯と麻婆豆腐はおいしい。

食事が終わり、外に出てみると、少し雨が降っている。西単大街へ出てみると、帰宅のために右往左往する人でいっぱい。タクシーでも拾って帰ろうと思い、北へ歩き始めたが、なかなかつかまらない。商店は開いているので、途中買い物したり、休んだりしながら歩いても楽しいや、すぐホテルに戻ってもすること無いし、と思っていたが、だんだん疲れてつらくなってきた。

2km近く北に歩いて西四まできたところで、タクシーを諦め大混雑のバスに乗ることにし、バス停に並んでみた。しかし、今度はバスも全く来なくなった。着たと思ったら、ここで運転が打ち切られ、客が全員降ろされていく。3台ほど待ったがすべて運転打ち切りになり、諦めてさらに北上することにする。

さらに1km歩いて、平安里まで来た。ここで、ようやく普通に運行しているバスを見る。しかし、頻繁に通り過ぎるタクシーはことごとく客が乗っている。ここからだとホテルは南東方向だが、タクシーを拾うため、今度は西側にしばらく歩く。目の前をリハーサルのために貸しきられた路線バスが、動員されている人々を乗せて20数台連なって通り過ぎていく。壮観。

15分ほどして、ようやくタクシーをゲット。帰れるんだ、僕たち。
雨、軍のリハーサル、人の波、悪条件の下、タクシーは渋滞の地安門大街を西へ進んでいく。ホテルまでは東へ3km、南へ3kmくらいか。
ところが、しばらくしてタクシーが右折しようとしたところで、突然停車。運転手から、ここまでから降りて、と言われる。見ると、南へ向かう道路が閉鎖されている。いや、勘弁して。あと3kmも歩けません。

同行者のkさんはすでに疲れ果てて自暴自棄なのか、降りろって言ってるんだから降りましょうよ、とのたまう。しかし、タクシーの運転手がいいかげんなのは、昨晩の厲家菜で実証済み。運転手に、うるさい、もっと直進しろよ、前、前、とはっぱをかけ、再びタクシーは発車。
私の頭の中の地図では、地下鉄5号線が通っている東四大街まで行けば、どうにかなるはず。

東四大街らしき通りまで出ると、やはり、右折できた。運転手のばか。しかし、1kmほど南下して東四まできたところでタクシーは停車。その先の通りは閉鎖されている。ホテルまであと2km。地下鉄で2駅分。ここで、タクシーを下車。あと1駅なら地下鉄に乗れるはずだが、1km進むために、地下深く降りて、X線荷物検査をして、さらに混んでいて乗れず、エスカレータの無い階段を上がるリスクを考え、地上を歩くことにする。

1kmほど南下し、灯市口に到着。ここから先は、歩道も閉鎖されている。もうこのあたりは、リハーサルの関係者ばかりであふれている。警備員だか、警察だか、軍だか良くわからないが、ホテルに泊まっていると事情を伝え、通してもらう。
15分ほど歩き、ようやくホテルへ到着。疲れ果て、二人とも無口。時間は22時。ホント疲れた~。
部屋のカーテンの隙間から長安門大街を覗くと、戦車がびっしりと並んでいた。

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灯市口のレジェンデールホテル。ここはパリですか?

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【'09北京三日目】その1

時半過ぎに起床し、シャワーを浴びてから、タクシーで北京北駅へ。こちらも昨年改築したばかり。無事に7:26分発の一等車のチケットをげっと。30分以上時間があるので、朝食、と考えたが、食堂は見当たらない。駅構内に小さな商店があったので、ここでポテチとカップラーメンを購入。

中国の駅には必ず乗客向けの給湯施設があるので、お湯を入れて、カップラーメンをすする。結構うまい。給湯施設は列車にもついていて、もちろん昨日乗った新幹線にも、出入り口付近に給湯口があった。これは、基本的に冷たい食べ物、飲み物を好まない中国人には必須の設備。

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駅に備え付けの給湯器

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今麦郎 紅焼牛肉麺。旨いです。

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なぜか、列車は改札から100メートルくらい先に停車していて、乗客が大慌て。

列車は定刻通り出発。昨年運行を開始した新型車両。乗車率は2割くらい。誰だ?9月の観光シーズンの日曜日の切符は前日までに買っておけ、なんて歩き方に書いたのは。
北京から鉄路は北北西の方向へ。快調に飛ばすが、長城が近づくと山がちになり、スピードも遅くなる。すると雨が降り始め、どんどん激しく…。日本で見たyahoo天気予報信じて、傘もってこなかったんだが。

八達嶺到着前にはスイッチバックなんかもあり、登山気分も盛り上がるが、雨はやむ気配なし。Kさんから、雨具持ってないけどどうしましょうか…、と聞かれるが、私は自信をもってこう答えた。商魂たくましい中国人がいるから心配いらないよ。きっと。

八達嶺に到着すると、小さなローカル駅舎で売店もなにもない。しかし、出口には、すでに10数名もの人たちが押し合いへし合い、ビニル製の合羽を売っていた。さすが中国。合羽は1枚5元。さっそく購入して着てみるが、ものすごくチープ。止めたボタンを外すと、破れて二度と着れなさそう。

駅から長城までは800mの案内板。見覚えのある建物もある。ここも前回訪れたのは6年前、中国人むけバスツアーを利用して以来だった。その時は中央の入り口から徒歩で入場したが、今回は北側のロープウェイを使うことにした。

ロープウェイ往復60元+入場料45元。ロープウェイはスキー場によくあるゴンドラタイプで、3人向け個室が背中合わせに繋がったタイプ。乗ってみるとかなり高いところを移動する。はっきりいって怖い。高さもさることながら、中国製の構造物に命を預けているという不安感がたまらない。往復で買ったけれど、Kさんの提案で、帰りは乗らないことにする。

上ってみると、ここも結構な混雑。中国人、韓国人、日本人観光客が目立つ。しかし、はやり長城に来たという満足感は格別。15分ほど滞在後、帰りもロープウェイでイイッスよ、というKさんの諦めの言葉により、帰路につく。これで、10時13分の北京行き列車で戻ることになった。

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雨でも込んでます。

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ロープウェイ怖い。

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うねうねとした長城。

北京北駅に戻ったのは11時30分。ここから地下鉄2号線で朝陽門まで行き、徒歩で15分ほどの芳草地西街へ。この界隈は北朝鮮大使館があり、ハングル看板の店が多い。ロシア、東欧系の人々も目立ち、冷戦の名残を感じる。

それで、この日の昼食はいわゆる北朝鮮レストランの銀畔館(店のサイトあるけど、怖くて直リンク書けません)。北朝鮮が外貨獲得を目的に営業していると言われるレストランで、従業員はエリートの子女から選抜されているとも噂される美女揃いとも。

私は思想的には保守、経済的には自由主義なので、北朝鮮や鳩山さんやみずぽさんとは決して相容れないのであるが、日本でパチンコやって北に送金されるよりは、よほど害がないだろうし、なによりも本当に美女なのか確認せねばならない、という使命感に萌えていた、わけじゃない。

少し迷ったが、路地を入ってすぐのところに店を見つけ、入店。アンニョンハセヨー!、とチマチョゴリを着た小姐から声がかかる。すこし緊張。朝鮮語わかんない、と日本語で言ったが、今度は中国語で話しかけてくる。うむ、よくわかりません。とりあえず、席へ案内され、メニューを渡された。中国語で書いてある。いやー、サイトには、朝鮮語、中国語、日本語の表記があったから、日本語のメニューあると思ったのに。

少し落ち着いてあたりを見回すと、客は男性2人組みが多く、カップルも一組いた。焼肉を食べているテーブルもあるが、そうでないテーブルもある。焼肉なら日本でも食べれるので、他のもの、と思ったが、他のメニューも日本の焼肉屋とあまり変わらない。注文したのは、ビール、キムチ、チヂミ、冷麺。下調べして、絶対食べてみようと思っていた「ヨンオギのじゃが芋餅」という黒くて怪しい料理は注文し忘れてしまった。

店内は、北朝鮮の風景を描いた絵がたくさん飾られていた。どれも動物がいっぱいの賑やかな絵だ。しかし、テーブル等の什器はイマイチセンスがなくて殺風景。チマチョゴリを着た喜び組みの方々は、皆悪くはないけれど、飛び切りの美人も見当たらなかった。皆きれいな長い黒髪を後ろで束ねており、アジアンビューティーのシャンプーのCMに出れそう。長い黒髪マニアの人には超オススメの店と言えるだろう。

で、料理のほうは、率直にいって、うまくない。もともと韓国料理は好きじゃないが、ビールはぬるいし、キムチは水っぽいし、チヂミは焼きが足りなくて香ばしさが全くなく、冷麺も噛み切りにくいだけで、コシが無い。本場の平壌冷麺食べれるかと思って期待したのに。
いや、これなら、東上野か、三河島か枝川あたりの在日系の焼肉屋のほうがずっと旨い。
一度きてみた、という経験のみを得たというところか。
もう北京で北朝鮮レストランに来ることは無いだろう。

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冷麺

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銀畔館外観

店を出て、微妙にテンションが下がりつつ、徒歩で移動し、世貿天界や国貿三期など北京のビジネス街の建築物をチェックし、地下鉄でいったんホテルに戻った。

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世貿天界。夜はイルミネーションが綺麗らしいけど、ラスベガスで見たので「別に…」

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Sep 05, 2009

【'09北京二日目】その2

天壇公園に来たのは6年ぶり。とりあえず15元の入園料を払って、南門を入り、北へ向かって歩く。天壇には、南北に主要な3つの建物があるが、これは別料金で20元が必要。前回は、建物が閉まっている時間に来て中には入っていないのを思い出す。結局、建物を通り抜けないと遠回りで疲れるので、通行料のつもりで入場券を購入。

毎度のことではあるが、中国の世界遺産は広すぎて疲れる。とりあえず、主なスポットで写真撮影をしながら祈年殿まで北上し、七十二長廊を通って地下鉄5号線の天壇東門駅へ抜けた。
七十二長廊は地元の人々の憩いの場、というか15mおきくらいに、楽器の演奏や合唱、カラオケなどでストレス解消する人々。その間にはトランプ博打に興じる人々。民族のキャラの違いを感じる。

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圜丘壇

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皇穹宇

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祈年殿

疲れ果てた足を引きずり、一旦ホテルへ戻るともう17時。すっかり忘れていたが、今朝、部屋のドアに挟んであった、北京語と英語で書いてあるチラシがあるので、良く読んでみた。

「本日予定されていた、国慶節に行われる人民解放軍のパレードのリハーサルが明日6日に急遽変更になりました。17時30分から翌朝5時まで王府井、長安街は交通規制がかかり、ホテルにはタクシーも乗り入れできなくなりますので、ご注意ください。」

うむ。すごいなー。もしかして、戦車とかミサイルとか見れるかなー。などと、この時は呑気に思っていた。

よほど疲れていたのか、というより私は体調不良で、ベッドで休むと起き上がれなくなり、目が覚めたら19時を回っていた。Kさんも、同様に寝てしまっていた。あちゃー、もうメシ食う時間が。北京雑技団が…。

とりあえず、眠気の覚めぬままロビー階へ下り、コンシエルジュに頼んで厲家菜(れいかさい:リージャーツァイ)の予約を試みると、あっさりと20時半からの予約がとれた。店の住所もカードに書いてもらう。完璧だ。これなら、タクシーを飛ばせば間に合うし、食べ終わったら、前海沿いを腹ごなしの散歩だ。雑技団は明日の夜、と皮算用。

ホテルのエントランスでドアマンにカードを見せ、タクシーの運転手に説明してもらう。運転手は少し頼りない感じ。ドアマンの通訳で、この店は狭い路地にあるので、タクシーでは目の前まで行けない、といわれる。胡同にあるので、まあ仕方ないと納得。
ところが、ホテルを出て快調に飛ばしたタクシーは、前回来て見覚えのある前海の入り口を過ぎてすぐの地安門西大街であっさり停車。ここから先は歩け、という。うーむ。かなり遠い気が。私の頭の中の地図の縮尺がおかしいのか。

とりあえず、薄暗い路地を入って急ぎ足で北上。予約時間まであと10分。突き当たりのT字路に警備員らしき人たちがいて、ちょうどあった地図の看板を見ながら、厲家菜の場所を聞いてみる。やはり、1km以上ありそうだ。しかも、道は薄暗いし、そもそも事前情報では厲家菜自体、看板の無い隠れ家的な店。最悪見つからないことも…、と頭をよぎる。

仕方なく、足早に路地を西へ向かう。これじゃ、間に合わない。タクシーでも通れば…。しかし、そもそも狭いから無理と言われた路地。いやー参った。

疲れ果て、寝過ごした男たち。
幸運にもとれた予約。
北京の夜を飛ばすタクシー。
運転手の裏切り。
そして、その先に男たちが見たものは…。

Kさんが勝手にナレーションを始めた。絶望でハイテンションになったようだ。

すると何故か、後ろから空車の赤いランプのついたタクシーが。
片手を挙げ、車を止める。
私: 厲家菜って店なんだけど、知ってる?このへんなんだけど。
運転手: いや、しらんなー。
私: まあ、いいや。じゃあ、オレが方向指示するからとりあえず乗せて。
という会話を身振り手振りで行い、タクシーに乗った。

頭の中のgoogle map にしたがって進む方向を指示していると、厲家菜について下調べしていた時に、どっかのブログで見た、見覚えのある「羊房11号」の看板が。タクシーを降りて看板まで戻り、建物を入っていくと、あっさりとレストランらしき空間を見つけた。間違いなくレイ家菜だった。時計の針はちょうど20時半。
しかし、タクシーで店の前までフツーに来れるぢゃないか(怒)。

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厲家菜といえば、西太后が愛したといわれるレシピを受け継ぐ世界的な有名店。東京にも六本木ヒルズのけやき坂に支店があり、ミシュランの星がついている有名店。
胡同の中庭に面した一室に案内されると、そこにはテーブルが3つ。先客2組とも海外の客(たぶんイタリア人と香港人)だった。
しかし、従業員は全く愛想がない小姐。改革開放以前の中国にタイムスリップしたかのよう。

メニューはコース料理のみで、最低230元から。最初から決めていた230元のコースとビールを注文。ビールは燕京を頼もうとしたら、青島か喜力しかないと言われ、北京でチンタオは無いだろう、と思い喜力(シーリー)とかいうのにしたら、出てきたのはハイネケンだった。確かに喜力と書いてあったが、どういう訳をしたらこうなるのだろうか。バドが百威(baiwai)なのはまだ判るが。

料理はあっさりとした味付けのものが多く、とっても食べやすい。しかし、初めて食べるものが多く、新鮮な経験だった。品数がとても多く、少量で食べ残すこともなく、ほんと満足。この値段でこの内容ならまた来ても楽しめそう。そしてここでもデザートはスイカ。少し高級な店になるとデザートのデフォルトはスイカらしい。

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帰りは前海沿いを散策してからタクシーで帰った。夏の夜の良い雰囲気。幸せな二日目の夜だった。
思えば、この時が幸せの絶頂だった。

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夜の前海

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【'09北京二日目】その1

二日目は早起きして、国旗掲揚式さらに八達嶺に万里の長城を観に行く予定だったが、あまりにも疲れていたので、三日目の予定と入れ替えて、天津に行くことにした。

その前に、まず朝ごはんで腹ごしらえ、と思い、景山西街にある山西省駐京弁事処へ行くが、朝のメニューは安いホテルのバイキングっぽくてうまくなさそうだったので中止。バスで菜市口まででてからタクシーをひろい、北京南駅へ。

北京南駅は昨年リニューアルしたアジア最大級の駅。駅舎もでかいが、タクシーでのアプローチの道路も3車線の高架で贅沢な空間利用。空港のよう。まあ、北京では地下鉄を含む全ての駅でX線の手荷物検査をしているので、使い方も空港のようだ。ホームの動線も乗車と下車で完全に分離されていて、鉄道駅の設計思想が全く違う感じがする。
http://www2.explore.ne.jp/feature/station.html

天津行きの京津城際線はドイツのICE型の車両で、330km運転しており、世界で一番営業速度が速い。天津まではわずか30分。一等車(69元)を予約するが、50分後の列車まで満席だった。時間調整を兼ねて朝食にする。

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駅構内には店がいくつかあるので、そのうちのファストフードっぽい一軒を選んだ。豆乳と油条。豆乳が激マズだったので一口だけで残す。油条はクセがなくまずまず。

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豆乳と油条

定刻どおり天津駅に到着し、タクシー乗り場へ直行。南市食品街へ移動。ここで天津名物の耳朵眼炸糕をテイクアウトするが、油ギトギトなうえ、嫌な酸っぱさがあり萎える。もうひとつの名物「麻花」は見た目がもうマズそうだったので、写真だけとって買わないことにした。

そうこうしているうちに、天津百餃園の本店が開く時間が近づいたので、タクシーで移動。途中渋滞に巻き込まれるも、無事到着。水餃子、蒸し餃子、焼餃子を注文しようとしたが、なぜか蒸しも焼きも無い、といわれる。仕方なく、しいたけ鶏肉水餃子と牛肉玉ねぎカレー餃子、ビールを注文。素材のうまみと食感がしっかりと絶妙なバランスでまじうまだった。

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消毒された食器セット。別料金で2元。

再びタクシーで、今度は狗不理包子の本店に移動。実は、餃子も包子も北京に支店があるのだけど、やはり本店にいかなきゃ、と。
1F-3Fで営業しており、フロアを上がるごとに高級になる。結局3階で落ち着いて食べることに。6個セットの包子を注文。食べすぎな気もするが、ぺろりとたいらげた。なかなか旨い。

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天津の繁華街、和平路を散策。NOKIAの携帯の販促でイベントコンパニオンの綺麗なお姉さんが闊歩するすぐ近くでは、脚を切断した障害者が地べたに這いずり回って、3人ほど乞食をしている。北京では障害者乞食は見かけない(首都なのでたぶん排除)だが、少し地方に行くと、このような光景をみかける。

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10年ほど前、初めての中国体験が深センだったが、香港から陸路ボーダーを越え、正面のシャングリラホテルの脇へ足を踏み入れると、天津でみたよりももっと酷い身体をした多数の障害者、奇形者が乞食をしており、しかも、そのうち幾人かは明らかに人為的に障害者にされていた。正視できない、衝撃的な体験だった。
中国以外の国でこんなことあるのだろうか。

散策後はタクシーで天津駅に戻り、人ごみの中、行列にならんで帰りのチケットをゲット。ただし、一等は売り切れで二等車(58元)。帰りの車内ではほとんど寝ていた。

北京南駅に戻ってから、タクシーで天壇公園へ。

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Sep 04, 2009

【'09北京一日目】

今回の同行者、京成線沿線に住むKさんとは京成高砂駅で8時に待ち合わせ。高砂始発の快速で京成船橋まで行き、後続のスカイライナーに乗り換える予定だった。指定席特急券は予め購入済み。
しかし、前日遅く帰宅して、VJAからの郵便不在通知を発見。どうやら、先日申し込んでおいた銀聯(ぎんれん)カードのよう。せっかくなら北京で使いたいので、朝少し早く起きて、旅行の荷物をまとめ、タクシーで深川郵便局へ行き、カードを受け取った。

深川郵便局(東陽町)からは東西線快速、総武線直通の津田沼行きに乗れ、あっさりと8時過ぎに船橋到着。徒歩で京成船橋に移動。

行程変更連絡済みのKさんはすでに到着していた。初めての北京に興奮し、あまり寝れなかったという。ホームにはKLMの制服を着たおねえさんもいて、船橋のホームだと鮮やかな空色がかなり目立つ。

成田へは予定通り到着して、チェックインしたが、メールの携帯転送をきり忘れているのに気づき、出発ロビーの端末で100円払って作業。

体調が悪いので、機内では何もせず休む。機内食がとってもお酒が進みそうなメニューだったが、あきらめて水を飲んだ。

北京首都空港では第3ターミナル到着。前回は2タミだったので、初めて。世界最大級だけあって巨大。

空港ではKさんが両替。手数料50元(700円)とられて損した気分。私は昨年のあまりの手持ちがあるのでスルー。

空港からは昨年完成した机場快軌(AIRPORT EXPRESS)に乗ってみる。東直門まで25分。一人25元もするので、2人ならタクシー乗ったほうが楽だが、せっかくなので。

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机場快軌は15分毎の運転

東直門で市政交通一卡通(ICカード)を50元分購入(デポジット20元)。東直門から地下鉄2号線建国門経由1号線で王府井へ移動。東方新天地内を通って、グランドハイアット北京到着。15:10分。

チェックイン時に、500元追加すれば、ベッドルーム×2、バスルーム×2、リビングルーム×1の部屋にできますよ、と提案されるが、別に豪華旅行をするつもりもないので、断る。
しかし、普通のツインルームは、思ったより狭くがっかりだった。

さっそく王府井を散策。小吃街へ行くと相変わらず、店頭で生きたままさそりが串刺しになって動いていて気持ち悪い。できたばかりの楽天(ロッテ)デパートまで北上し、右折して、地下鉄5号線灯市口駅まで歩く。

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掃除夫の自転車

5号線で北上し、オリンピック公園に行くつもりだったが、予定変更し、雍和宮で2号線に乗り換え、東四十条へ。ここから徒歩5分の大董北京ダック2号店へ。

スープと炒め物とダック半羽を注文。ここのダックはとてもあっさりしていて美味しい。一羽頼めば良かったと後悔。

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美しいダック

食事が終わってまだ18:30だったので、予定を前倒しして、紅劇場へ少林寺ショーを観に行く。地下鉄とタクシーで移動。。

少林寺ショーは楽しかったです。は!、は!、はーっ!思わず真似したくなる面白さ。オモシロ好きなら外せないでしょう。

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タクシーで前門へ移動。再開発が終わって戻ってきた都一処でシュウマイを食べようとしたが、21:30過ぎでラストオーダーが終わっていた。しかたなく、地下鉄で東単に戻り、駅裏で見つけたコンビニで買い物してホテルに戻る。

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復元された安っぽい路面電車

初日から盛りだくさんのイベントで疲れ果て、シャワーを浴びて就寝。

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