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Sep 05, 2009

【'09北京二日目】その2

天壇公園に来たのは6年ぶり。とりあえず15元の入園料を払って、南門を入り、北へ向かって歩く。天壇には、南北に主要な3つの建物があるが、これは別料金で20元が必要。前回は、建物が閉まっている時間に来て中には入っていないのを思い出す。結局、建物を通り抜けないと遠回りで疲れるので、通行料のつもりで入場券を購入。

毎度のことではあるが、中国の世界遺産は広すぎて疲れる。とりあえず、主なスポットで写真撮影をしながら祈年殿まで北上し、七十二長廊を通って地下鉄5号線の天壇東門駅へ抜けた。
七十二長廊は地元の人々の憩いの場、というか15mおきくらいに、楽器の演奏や合唱、カラオケなどでストレス解消する人々。その間にはトランプ博打に興じる人々。民族のキャラの違いを感じる。

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圜丘壇

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皇穹宇

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祈年殿

疲れ果てた足を引きずり、一旦ホテルへ戻るともう17時。すっかり忘れていたが、今朝、部屋のドアに挟んであった、北京語と英語で書いてあるチラシがあるので、良く読んでみた。

「本日予定されていた、国慶節に行われる人民解放軍のパレードのリハーサルが明日6日に急遽変更になりました。17時30分から翌朝5時まで王府井、長安街は交通規制がかかり、ホテルにはタクシーも乗り入れできなくなりますので、ご注意ください。」

うむ。すごいなー。もしかして、戦車とかミサイルとか見れるかなー。などと、この時は呑気に思っていた。

よほど疲れていたのか、というより私は体調不良で、ベッドで休むと起き上がれなくなり、目が覚めたら19時を回っていた。Kさんも、同様に寝てしまっていた。あちゃー、もうメシ食う時間が。北京雑技団が…。

とりあえず、眠気の覚めぬままロビー階へ下り、コンシエルジュに頼んで厲家菜(れいかさい:リージャーツァイ)の予約を試みると、あっさりと20時半からの予約がとれた。店の住所もカードに書いてもらう。完璧だ。これなら、タクシーを飛ばせば間に合うし、食べ終わったら、前海沿いを腹ごなしの散歩だ。雑技団は明日の夜、と皮算用。

ホテルのエントランスでドアマンにカードを見せ、タクシーの運転手に説明してもらう。運転手は少し頼りない感じ。ドアマンの通訳で、この店は狭い路地にあるので、タクシーでは目の前まで行けない、といわれる。胡同にあるので、まあ仕方ないと納得。
ところが、ホテルを出て快調に飛ばしたタクシーは、前回来て見覚えのある前海の入り口を過ぎてすぐの地安門西大街であっさり停車。ここから先は歩け、という。うーむ。かなり遠い気が。私の頭の中の地図の縮尺がおかしいのか。

とりあえず、薄暗い路地を入って急ぎ足で北上。予約時間まであと10分。突き当たりのT字路に警備員らしき人たちがいて、ちょうどあった地図の看板を見ながら、厲家菜の場所を聞いてみる。やはり、1km以上ありそうだ。しかも、道は薄暗いし、そもそも事前情報では厲家菜自体、看板の無い隠れ家的な店。最悪見つからないことも…、と頭をよぎる。

仕方なく、足早に路地を西へ向かう。これじゃ、間に合わない。タクシーでも通れば…。しかし、そもそも狭いから無理と言われた路地。いやー参った。

疲れ果て、寝過ごした男たち。
幸運にもとれた予約。
北京の夜を飛ばすタクシー。
運転手の裏切り。
そして、その先に男たちが見たものは…。

Kさんが勝手にナレーションを始めた。絶望でハイテンションになったようだ。

すると何故か、後ろから空車の赤いランプのついたタクシーが。
片手を挙げ、車を止める。
私: 厲家菜って店なんだけど、知ってる?このへんなんだけど。
運転手: いや、しらんなー。
私: まあ、いいや。じゃあ、オレが方向指示するからとりあえず乗せて。
という会話を身振り手振りで行い、タクシーに乗った。

頭の中のgoogle map にしたがって進む方向を指示していると、厲家菜について下調べしていた時に、どっかのブログで見た、見覚えのある「羊房11号」の看板が。タクシーを降りて看板まで戻り、建物を入っていくと、あっさりとレストランらしき空間を見つけた。間違いなくレイ家菜だった。時計の針はちょうど20時半。
しかし、タクシーで店の前までフツーに来れるぢゃないか(怒)。

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厲家菜といえば、西太后が愛したといわれるレシピを受け継ぐ世界的な有名店。東京にも六本木ヒルズのけやき坂に支店があり、ミシュランの星がついている有名店。
胡同の中庭に面した一室に案内されると、そこにはテーブルが3つ。先客2組とも海外の客(たぶんイタリア人と香港人)だった。
しかし、従業員は全く愛想がない小姐。改革開放以前の中国にタイムスリップしたかのよう。

メニューはコース料理のみで、最低230元から。最初から決めていた230元のコースとビールを注文。ビールは燕京を頼もうとしたら、青島か喜力しかないと言われ、北京でチンタオは無いだろう、と思い喜力(シーリー)とかいうのにしたら、出てきたのはハイネケンだった。確かに喜力と書いてあったが、どういう訳をしたらこうなるのだろうか。バドが百威(baiwai)なのはまだ判るが。

料理はあっさりとした味付けのものが多く、とっても食べやすい。しかし、初めて食べるものが多く、新鮮な経験だった。品数がとても多く、少量で食べ残すこともなく、ほんと満足。この値段でこの内容ならまた来ても楽しめそう。そしてここでもデザートはスイカ。少し高級な店になるとデザートのデフォルトはスイカらしい。

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帰りは前海沿いを散策してからタクシーで帰った。夏の夜の良い雰囲気。幸せな二日目の夜だった。
思えば、この時が幸せの絶頂だった。

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夜の前海

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