« 十勝の食 | Main | ダージリン、イゾラトラットリア、沌 »

Oct 15, 2006

なでしこリーグ第14節 日テレベレーザvsTASAKIペルーレ

 今日は久しぶりに、なでしこリーグのリーグ戦を観にいった。女子サッカーの観戦は5月14日のなでしこスーパーカップ以来。今回も、同じカードで場所は西が丘。今年から、株式会社モックがスポンサーになってくれたおかげで、いろいろな面で環境向上が図られたなでしこリーグ。公式プログラムもその一つで、昨年までは白黒60ページだったものが、今年はカラーページ90ページを含む132ページ。インタビューなどの特集記事も読み応えがあり、装丁もしっかりしたものになって、価格は1000円据え置き。スポンサーのありがたさを身に染みて感じる。

 ベレーザのスタメンは、GK小野寺。4バックで右から中地、岩清水、須藤、豊田。中盤が、酒井、川上、澤、伊藤。2トップが大野と永里。一方のペルーレは、GKが佐々木。こちらも4バックで、右から甲斐、磯崎、下小鶴、白鳥。中盤は、新甫、中岡、山本、阪口。2トップが大谷と鈴木。
 どちらも4-4-2のフォーメーションだが、ベレーザの中盤が酒井と川上のダブルボランチなのに対して、ペルーレは山本がトップ下のトリプルボランチ気味に見えた。

 前半立ち上がりは互いにゴール前に迫り互角の展開も、やがて、風上かつボールキープ力に勝るベレーザが試合を支配していく。いつものように、ボールを展開し、フィールドを広く使うサッカーで、相手ゴールに迫っていく。しかし、ペルーレのディフェンスもかなり気合が入っており、ベレーザの2トップには仕事をさせない。とくに、センターバックの2人、磯崎と下小鶴の安定感は抜群でいい仕事をしていた。ただ、ディフェンスに追われるため、攻撃はカウンターが主体。山本がボールに触るシーンは目立たず、ボランチもしくは最終ラインからのフィードに対し、大谷、鈴木が飛び出しを繰り返すが、恐い攻撃はなかなかできなかった。また、ペルーレはゴールキーパーが不安定で、バックパスを手で掴んでゴール前で間接フリーキックという珍しいシーンもあり、ベレーザがいつ点をとってもおかしくない展開だった。
 しかし、サッカーはわからない。前半終了間際、左サイドで得たフリーキックを中岡がゴール前に蹴り込み、混戦の中から阪口が押し込んでペルーレが先制。そのまま前半を終えた。

 キック力で男子よりも劣る女子の場合、風の影響を受けやすい、そう感じたのが後半だった。前半と変わって風上にたったペルーレは、徐々にベレーザを押し込み、前半完全に支配されていた試合を取り戻した。1対1の局面では、ベレーザが優位に立つものの、ボールを奪われるとすぐディフェンスラインの裏を狙われ、そこに大谷、鈴木が飛び込む動きを続けるため、どんどん下がって押し込まれてしまう。攻撃になっても、風下のせいか、なかなか裏をとるボールが出せなかった。ベレーザは流れを変えるために、豊田に変えて荒川を投入。大野と川上のポジションを1列下げるが、流れは変わらない。

 そして、次のゴールは、ペルーレに生まれた。右サイドの攻防で、山本絵美が、ディフェンスを背負いながら、ヒールでライン側へスルーパス!!。そのボールに反応してするするっと右サイドを駆け上がった選手から中に折り返され、ゴール前に送られたボールは、DFの向こうに走りこむ大谷へ通って、ゴール。一瞬の出来事。全てが美しい流れ。とくに山本のスルーパスは、ロナウジーニョばりで、これを観ただけで来た甲斐があったと納得できる素晴らしいものだった。

 この後、澤のこれまた素晴らしいループシュートで1点を返すが、残り時間は10分ほど。ペルーレは時間を使いながら勝利への執念を見せ、結局そのまま試合が終了し、ベレーザは、リーグ戦初の敗戦となった。

06101501
 左が今年のプログラム。右が去年のプログラム。値段は同じ1000円。

06101502
 試合前の練習風景。芝生の緑が気持ちよい。

06101503
 後半の攻防。ここと同じくらいの位置から、山本のスーパープレーが生まれた。

|

« 十勝の食 | Main | ダージリン、イゾラトラットリア、沌 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference なでしこリーグ第14節 日テレベレーザvsTASAKIペルーレ:

« 十勝の食 | Main | ダージリン、イゾラトラットリア、沌 »