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Jun 17, 2005

報道の中立性

NHKの今朝のニュース報道を見て朝からうんざりしたので書く。

大手商社の三井物産による排気ガスの浄化装置のデータねつ造事件で、浄化装置の開発に関する決裁は、性能のデータがまったく記入されていないごく簡単な書類で済まされていたことなどから、警視庁は、三井物産のずさんなチェック体制が事件の背景にあったとみて調べています。

警視庁の調べによりますと、詐欺の疑いで逮捕された三井物産先端技術事業室の元室長城祐治容疑者(47)や子会社の元副社長豊田哲郎容疑者(47)らは、3年前からおととしにかけて、東京都などの3回にわたる審査の際に浄化装置の性能のデータをねつ造したとみられています。警視庁の調べで、城元室長らは、これらの審査の際に上司の決裁を受けていましたが、決裁は毎回性能のデータが全く記入されてないごく簡単な書類で済まされていたということです。上司には装置の型式などの基本的なデータしか伝えられず、城元室長らに任せきりの状態だったということです。警視庁は、環境行政の根幹を揺るがしたデータねつ造事件の背景には三井物産の杜撰なチェック体制があったとみて調べています。

○問題点
・警視庁の発表をそのまま垂れ流す報道姿勢
警視庁は東京都公安委員会の管理下にある組織である。今回のDPF問題の一方の当事者である東京都側の発表を一方的に流すことは、報道の中立性に著しく反する。チェック体制の問題を指摘するのであれば、長崎の検査に同行した東京都職員が釣りをしにいってチェックしなかったことの方が大きな問題である。

・本当に「杜撰」と言えるのか
「決裁は毎回性能のデータが全く記入されてないごく簡単な書類で済まされていた」ことを杜撰としているが、そう断できることなのか。そもそも、決裁書類に詳細な性能データを記入して、それを専門家でもない上司がデータを見たとして、それがチェックしたことになるとでもいうのか。

 杜撰な管理と言えば、皆様の受信料で成り立っているNHKの職員が経費を流用しまくって横領で逮捕されたのは最近の出来事だが、そんなものは氷山の一角であることは言わずもがなだ。NHKでは経費の領収書(データ)はすべて決済書類に添付して上司に回しているのか?。しっかりチェックしているとでもいうのだろうか。
 自分たちのことは棚に上げてしゃあしゃあとこんな報道原稿を読んでいるアナウンサーの姿は、シニカルを通り越して喜劇でしかない。

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